2016年6月5日

 人生は短いんですけれども、その短い人生ですら、しっかりと生きていくのは異様に難しいわけです。難易度が異様に高いと思っています。
 それなのに、今から18年くらい前、私に中途半端に希望を持たせるような出来事がありました。私は、その時の記憶を食いつぶしても、まだ無いだろうか、まだ無いだろうかと探しながら生きているわけです。
 もちろんまたお目にかかりたいと思うのですが、ここで会ったところで「トシをとりましたね」程度の感想しか返ってこないのではないか、というふうに思い、また会うことに躊躇するという、そのような感じになっています。
 人生なんて、そんなものなんでしょうか。まあ、それはそれで、仕方の無いことかも知れません。
 あきらめが肝心なのでしょうね。
 終わりが無いと思っていた旅にも、終わりが近づいてきているのが見えています。