小説が好き

 昔は、小説を読むのが好きだったんですが…。
 その当時ですらも、到底「読書家」なんて言われないくらいの読書量で。
 なんかもう、読んでいても面白くない、というか、登場人物を覚えられない、というか…。そもそも、文字を追うのに慣れていなかったのかも知れません。
 あれこれ読んだりもしましたが、もう20年も前なので、内容なんか覚えていません…。
 ただ、いろんなものを読んだような、読んでいないような、そんな感じです。

 そんな感じのこととは裏腹に、物語を小説として書くことが好きでした。
 結局、インプットが少ないので、クオリティが非常に低くなり…。
 どうにもこうにも。
 そんな感じですかね。

 今はもう小説を読んだりも書いたりも、滅多にしなくなりました。
 たまにやろうと思うんですけれども、時間がないのでねえ…。

 ただ。
 数日前の新聞に、芥川賞受賞作家のエッセイが載っていましたが…。
 なるほど、要約すると「おふとん最高」になるわけだ、とわかったのですが…。
 それについてくどくどとあれこれ書ける才能が、芥川賞なんでしょうね。
 そういう才能が欲しかった。