私は、いろいろな理由があって、エイプリルフールはあまり好きではありません。
昔は好きでしたけれども。
現在のエイプリルフールは「嘘のためなら人も殺せ」みたいな感じになっているようにも思えます。極端な表現ですが誇張ではないかも。
でも、昔のエイプリルフールは、手作り感があって本当に好きでした。
最初に、インターネット上でのエイプリルフールに接したのは、1997年4月のことだったと記憶しています。
具体的なウェブサイトのタイトルを挙げると、それは「PC Watch」です。
PC Watchのすごいところは、私が当時見て笑っていたそのウェブサイトが、現在もそのまま閲覧可能である、ということです。まさに、現在も稼働し続ける博物館のようなものではないかと…。
Yeary パソコンWebマガジン ■PC うおっち■
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970401/41/index.htm
これが、1997年当時の「PC うおっち」です。
当時は、これを見て爆笑していた…はずです。
こちらの記事なんか、如何でしょう。
SIM価格は、直輸入版が安値傾向
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970401/41/sim.htm
1周か2周か3周回って、現在ならさらに面白いんじゃないかと思います…。
よそのウェブサイトにエイプリルフールという文化が根付く前にこんなことをやっていたサイトがある、ということ。そして、そのまま現在も閲覧可能であるということ。
まさに奇跡だと思います。
今頃、ちょうど今度のエイプリルフールの企画を立ててる方がいるかもしれませんが、20年後の閲覧にも耐えうるようなものをやっていただきたい。