8月1日

 8月1日。
 この日を迎えると、どうしても「世代が交代した」という事実を眼前に突き付けられます。
 「あの頃は…」とか「1x年前は…」とか、そういう計算をしてしまうんですけれども、もう、どうやってもあの頃は戻ってこないわけで。
 しかしながら、次の世代の人たちが、どうにか頑張って物語を作ってくれるのではないか、と思っています。そうであってほしい。
 次の世代の人たちには、どうか、幸福であって欲しいと願うばかりです。
 しかしながら、私には次の世代というものを準備し、用意することが出来ませんでした…。これはどうにもならないでしょうか。

 あれから16年。あれから8年。
 時流だけは変わらずに流れていっているのですが、どうも私だけが取り残されているような気がします。